ソニーミュージックエンターテイメントが、音楽制作制作プラットフォーム soundmain(サウンドメイン)に関する情報を発表した。
新プラットフォーム soundmain(サウンドメイン)
現在は情報発信サイトを設置し今後情報をどんどん発信していく予定としている。soundmainのプラットフォームではソニーの持つAI技術による音楽制作のサポートする機能やブロックチェーンを活用した、著作権管理システムを盛り込んでいくとしている。
こちらが予告サイト
ソニーの取り組み
ブロックチェーンの部分は「ブロックチェーン基盤を活用したデジタルコンテンツの権利情報処理システム」を採用するとし、本機能を活用して音楽著作権だけでなく、教育関連コンテンツへの適用の可能性について昨年10月に言及をしている。
ソニーグローバルエデュケーションの取り組み
ソニー・グローバルエデュケーションは、成績データなどの証明書をブロックチェーンを用いて保存することにより改ざんできない保存、閲覧サービスを提供するとしている。すでに、数学学習サイトにてどう機能を用いたサービスの提供を開始している。
証明書などへのブロックチェーンの適用は、ブロックチェーンの一つのキラーコンテンツとされており、筆者も期待をしている分野である。Digital Indetification という名前でマイクロソフト、IBMといった既存のITジャイアントも開発を進めている分野である。
今後の展望
ソニーはまず、音楽の著作権と教育サービスでの証明の記録用途としてブロックチェーンを用いたサービスの展開を開始しようとしている。特に音楽関係は自社で長年ビジネスを行なっている領域であり、グループとしての強みを生かしてもらい広く展開することを期待している。
決してグループで閉じないで競合にも活用されるようなオープンなシステムとしていってもらうことを切に願う。
参照
ソニーによるプレスリリースhttps://www.sme.co.jp/s/SME/pressrelease/detail/NEWS00834