仮想通貨の資産管理はiPhoneなどでも結構便利なツールが増えてきています。ただそういったアプリケーションは多くの場合マイナーな取引所に対応が遅い場合が多いです。たまに手動でアップデートすればいいのですがそういったマイナーなコインも含めた資産管理を私はPC上でしています。
1番使い勝手が良いのが Google Spreadsheetです。Microsoftもクラウドベースでエクセルを展開しているのですが残念ながらスクリプトの機能は使えないので自動で各種のことを行うことができません。で話を戻しますが Google Spreadsheetでの管理方法ですが下記のようなステップで行きます。
1,Google Spread sheetを使えるようにする
2、スプレッドシートに自分のお好みの管理表を作成する
3、自動で価格を取得するアドオンを取得する
4,アドオンで対応できないものはオリジナルのスクリプトを書く
1,Google Spread sheetを使えるようにする
下記のGoogleのサイトから使用を開始ください。Googleアカウントを持ってない方はもはやレアだと思いますので多くは語りません。
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
2、スプレッドシートに自分のお好みの管理表を作成する
いまサクサクっと作ってみたのですが取引所多く使っている方は取引所の合計がここの数量のところに反映されるとかの記載方法もあるかと思います。今日の本質ではないので割愛します。ここで価格のところのみが刻一刻と我々の仮想通貨は変わるわけです。一つポイントがありまして左上端のA1のセルは開けておいてください
3、自動で価格を取得するアドオンを取得する
今はなくほど便利なツールがリリースされています。これを入れなきゃもったいないでしょう。私が最初につくったころはこんなすごいものなかったです。ほんと開発者には寄付したいくらいです。
基本言われるままに承認していけばインストールは終わるはずです。アドオンを確認しCRYPTFINANCEが記載されていれば問題なくインストールされています。では使っていきましょう。まずはBTCの円価格の例ですが下記のように記載ください。
=CRYPTOFINANCE(“BTC/JPY“,“”,$A$1)
一つ目の箇所にペアを記載します。ここにはこのアドオンの対応している取引所の指定も:を使い記載できます。厳密なことを求めてないので私は指定していません。2つ目はこのままでいいとして最後ですがここはスイッチになりますGoogle Spreadsheetの弱点としてアップデートボタンなどが無いので4個目のエリアを活用して必要に応じて価格をアップデートを実現します。まずは上記のままでいいと思います。多くの方は通貨ペアだけ意識ください。
ここまでやると下記のように完成します。下記を価格のところに入れます。
=CRYPTOFINANCE(“BTC/JPY”,“”,$A$1)
=CRYPTOFINANCE(“ETH/JPY”,“”,$A$1)
=CRYPTOFINANCE(“NEO/JPY”,“”,$A$1)
=CRYPTOFINANCE(“TRX/JPY”,“”,$A$1)
=CRYPTOFINANCE(“XP/JPY”,“”,$A$1)
=CRYPTOFINANCE(“ZNY/JPY”,“”,$A$1)
ただこの神的なアドオンでも上場したてなどで対応していなケースがあります
4,アドオンで対応できないものはオリジナルのスクリプトを書く
でそういうときは自分で書くのです。簡単です。ツール→スクリプトエディタを開きます。
そこに下記の関数を記載ください。初めての場合はコピペでいいです。
THE KEYですがKuCoin対応しているはずなんですが上場直後だから対応していないのかもですのでおいおいアドオン使える日が来ると思います。でもまあKuCoin自体は情報だしているのでKuCoinから聞くためのスクリプトが下記です
function getKukoinPrice(currency,sw){
// lLIMTED WITH BTC PAIR YOU CAN MODEFY TO ADAPT OTHET PAIR
var response = UrlFetchApp.fetch(“https://api.kucoin.com/v1/open/tick?symbol=”+ currency);
var KuCoinResults = JSON.parse(response.getContentText());
var PriceKukoin = KuCoinResults.data.lastDealPrice;
var BtcJpyJSON = UrlFetchApp.fetch(“https://api.zaif.jp/api/1/ticker/btc_jpy”);
var BtcJpyAll = JSON.parse(BtcJpyJSON.getContentText());
var BtcJpy = BtcJpyAll.bid;
var KuCoinYen = PriceKukoin * BtcJpy
return KuCoinYen;
}
記載したらフロッピーディスクのボタンおして保存してください。これができたらそれぞれの価格のセルに下記記載ください
=CRYPTOFINANCE(“ZNY/JPY”)
これで表は下記のように埋まるはずです
で最後にですが一つGoogle SpreadSheetには弱点があって関数の実行というのはあまり頻繁に行いません。またボタンを作ったりできないのです。で私の関数とかアドオンの工夫としては引数の変更をトリガーにしてアップデートをかけますA1にある数字を変更するとアップデートが実行され価格がアップデートされます。数字をかえてみてくださいませ。
関数が何をやっているかについては需要があれば書きます。
ではよい資産管理ライフを。
ではでは
以下参照WEBです。大変感謝しております。
https://jbuty.com/how-to-get-crypto-currencies-rates-and-more-in-google-sheet-1a57e571bc14