さて冒険に必要な要素といえばなんだろう。そう。勇者だろう。マイクリは皆が勇者になれるYou are the Heroなゲームではあるがその中でも「勇者of勇者」の名がふさわしい人物がいる。
カマトモ
である。彼は涼やかなイケメンである。みてくれ。この笑顔を。
戦士として名を馳せる
これまで多くの話をしてきた。多くは国王が絡む政治色の強いキャラクターが多かったが今回は、まさに戦士(もののふ)の立身出世の物語である
マイクリには国が成り立つ前から重要なイベントがある。このイベントはウイークリーカップと呼ばれ、毎週戦士たちが自分の持つヒーローを駆使し、毎日複数回の戦いを勝ち抜き勝利を勝ち取るのだ。
カップのランクに応じて賞品は変わってくる。最高位のカップではレジェンダリー級のアイテムが賞品として手に入る。大雑把に言うと10万円を超える商品がもらえると思っていいだろう。
デュエルカップはランク制になっている。だれでもどのランクのカップに参加が可能であるが手持ちのヒーローに制限がかかっている。
この戦いガチである。
そして、この戦いを通して天下に名を馳せたのがカマトモなのである。
頂上戦であるRED DRAGONの戦いの戦歴をここで振り返ってみよう。トップ3までの結果をまとめたものである。
その中でも全ての戦いにおいてランクインしているのはカマトモだけである。彼の武の巨大さが感じられるではないか?マイクリ界のウイナーランキングも文句なく堂々の1位である。
こうして彼はマイクリ会の最強の戦士とし名を馳せたのである。dAppsゲーム界で無名であったカマトモは、マイクリにおいてその類稀なる才能を開花させたのであった。下世話な話であるが彼の賞金総額はきっと100万円を超えるのではないかと想像される。
無名のころ…
カマトモは元々ギャンブラーであった。人間世界においてもその類稀なるスキルと透察力をもって活躍をしていた。またその成果をブログとしてまとめ人々の衆目を集めていた。
そんな彼がdAppsに出会ったのはイーサエモンであった。
イーサエモンはモンスター同士を戦わせるゲームである。ただ、イーサエモン彼の情熱を熱くさせることはなかったようだ。一方武王 根本はイーサエモンで熱い情熱をたぎらせ名声を得ていた。Hikaruは武王 根本のハンドルネームである。
イーサエモンも象徴的なブロックチェーンゲームであり、多くの戦士たちはイーサエモンの経験者であり、インベキューター的な役割を果たした黎明期の貴重なゲームであったといっていいだろう。
感謝せねばなるまい。残念ながら運営がうまくいっていないのであるが、不死鳥のように蘇ってもらいたいものである。筆者の資産もゲームの中に入ったまま。(残念資産である)
そんな彼にマイクリのニュースが飛び込んできた。彼のギャンブラーとしての直感を刺激するものがあった。このゲームはいける。このゲームにはギャンブラーをたぎらせる何かが潜んでいる。
彼は課金を行い強いチームを作り育てていった。彼の持つレジェンドヒーローは10個である。いずれのヒーローも強そうなツラをしているではないか。
戦士としての夢と国作り
これはあまり知られていないことである。
彼はグレープ国を買い上げ王になることを狙っていたのだが、あまりの高騰ぶりに手が出なかった。
その国を手中に納めたのが武王 根本である。そう有名人である。武王は金を突っ込んだ。そのころ、レッドドラゴンで勝利し、有名になり始めたカマトモは武王 根本とも少し交流があったようだ。
二人でグレープ国を治めるなんてのもおもしろいよねと語っていた。そして、ランド販売開始の日。武王 根本がこっそりグレープ国を買ったことは一瞬で国民にバレてしまったのである。
一瞬のうちに、グレープ国の不動産価格は数倍に跳ね上がってしまった(汗)
結果
カマトモの予算を大幅に超えてしまった。
彼はグレープ国の共同統治は諦めた。
おそるべし。有名人パワー
彼は、戦士としてグレープ国の所属からキャリアを開始した。グレープ国は武を国是とした歴史ある国である。(こちらに勃興の様子をまとめてある)。
前章でお話したように彼の武勇は、徐々に広がっていき、グレープ国を代表する戦士として、大将軍としての地位を得た。
その後の彼の活躍は数字として明らかになっており明確にグレープ国は彼によってささえられていたのである
夢の国作り
第二期の終わりのことである。グレープ国はストロベリー国に大敗を期してしまった。カマトモも出陣したがトータル力でストロベリー国に敗退してしまった。
彼はグレープ国の武王のことを尊敬していた。彼の元で大将軍となり、いくつかの戦を駆け抜けていきその戦場の中でも部下を鼓舞し、最前線で戦う武王は一つの理想であった。
ただ、グレープ国は特異なまでに武に偏った方針を打ち出していたのだ。
彼も武士(もののふ)であり、特別待遇を受け、国内にいる限りは極上の日々がすごせるようになっていた。だが、彼の中で何か叫ぶものがあった。
本当にそれでいいのか?
武士(もののふ)の頂点が俺の望んでいたものなのか?
彼ほどの武辺者が悩むとは誰もおもっていないがそうではない。強いが故にその一挙手一投足が世界の形を変えてしまうのだ。彼は強く悩んだ。
ある晩、暗闇のなかグレープ国を抜け出した。
彼はその足でライム国へ行った。
ライム国はマイクリの歴史が始まってから、最大の国である。その国是はマイクリを盛り上げていこう。初心者を大切にしようという国の枠を超越した国是を掲げていたのである。
頂点を極めし者がめざすべきは自己実現を超えたところなのか?
政治の頂点を極めた竜王と武の頂点を極めたカマトモには通じる何かがあった。
彼らはライム国の国境にある王の別邸で夜が明けるまで議論と夢を語りあった。
ライム王の用兵の才は別格である。(こちらを参照されたし)この時すでにライム王はその地位を、この武辺者に譲ると決めていたようだ。
ライム王はマエストロとしてカマトモを迎えることとした。
ライム国の王子
そして時がすぎた。
彼は武の才だけではなく政治の才にも長けていた。
ある分野を極めると他の分野でも頂点に駆け上ることがたやすくなるという。彼は自分の理想とする国家運営をマエストロとして的確に進めていった。
ライム国はさらに強くなっていった。
やはりライム王の用兵の才は桁違いである。
王子の誕生
ある日、ライム王は突如カマトモの王子就任を宣言した。
国家運営の全権を彼はカマトモに託したのである。
この地位はマイクリ世界には存在しなかった。ライム王の発明である。
カマトモいまやマイクリ世界の最大国の王子として政治と武の両方で頂点を極めた。彼が勇者の中の勇者と呼ばれる所以(ゆえん)である。
彼は決して大金持ちでもなく有名でもなかった。おのれの力で世界を切り開きマイクリ界の初のプリンスとして名を刻んだのである。
まとめ
マイクリの世界では常に運営者が手をいれ世界の形を外から変えていっている。運営者も世界をよくしたいのだ。ただ、手を入れるたびに中にいる者たちには激震が走り、政治のあり方を常に進化させていかなくてはならない。
そんな荒波の中を政治と武の2つの頂き(いただき)を守り続けているカマトモという男は奇跡以外の何者でもないだろう。
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また歴史を語り合いましょう。
ではでは
マイクリ歴史物語シリーズ
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