ブロックチェーンを活用した秘匿性通信のプロジェクト Mainframe の話をしていこう
Mainframe とは
Mainframe は秘匿性を強化したネットワークを構築し次世代の通信プロトコルを作り上げるプロジェクトです。次世代ネットワークの構築の肝となるべく立ち上がったプロジェクトです。評価すべきはすでにプロトコルだけでなくその上で動くチャットアプリケーションも作成し、実用証明を行い始めている
5つの特徴をもつプロトコル
- 暗号化
- ルーティングの秘匿化
- P2P構成の通信網
- インセンティブ制度の導入
- 相互接続性
一般的に現在もSSL,SSHといった手法でEnd to Endの秘匿性を確立する方法は一般的になっています。皆さんもhttps という始まりのWebサイトに多くあたると思います。ただこの方法はTCP/IPのプロトコルの構造上誰が誰と話しているかメッセージのパケットにすべて記載されています。IPの根本であるからです。
MainframeのプロトコルのノードはそれぞれのノードとP2P。つまり1対1の接続を確立します。実際には既存の通信網を利用します。
ただしMainframeのパケットはそれぞれのノードに対して送り、そのさきはIPパケットに記載されないため既存の方法での送信先の特定はできないことになります。
さらにMainframeは受けとったパケットの送信にランダム性をもたせることでメッセージングのルーティングの追跡を難しくします。彼らの説明ではDelayといっています。
上記のやり取りをMainframeノードを立てて行うために今回 ETHベースのトークンを用いインセンティブとする構造をとることで経済的にこのネットワークの形成を促進します。
またそれぞれのアプリケーションで使われるデータについてもこのMainframeネットワーク上に分断化し保存されデータの検閲の脅威に対しての強化を行っています。
このネットワークは相互接続性を確保しあらゆるアプリケーションで適用できるようSDK(ソフトウエア開発キット)も整備します。また各ブロックチェーンとの親和性も確保するとのことです。
さて今回Mainframeよりお題を頂いている。それについては私の意見を記載しておきます。この回答のあとにMainframeが行っているクラウドセールス。トークンの配布について触れて終わりにしようと思います。
クラウドーセルス
Mainframeは少し前にTelegramで2万人超えたら実施するよという宣言をし実際に2万人のTelegram登録を獲得し3ステージのクラウドセールス?を行うことを決定しました。1と2はすでに公表されています。
Crowdgift Phase 1: Proof of Being
これからMainframeのチームは世界25の都市でミートアップを行います。実際に会場に行ってのイベントですね。そのイベントの参加者にはAirdropを行うことを宣言しています。$1M相当とのこと。日本円で約1億円ですね。各会場400万円ずつほど。
Hong Kong — March 20 — Registration Link
Shanghai, China — March 22
Beijing, China — March 24
Seoul, South Korea — March 26
Tokyo, Japan — March 27
Crowdgift Phase 2: Proof of Freedom
最初の章で説明しましたがMainframeは新しい非中央集権的な通信網を新しいプロトコルで確立することにより真の自由を手に入れるミッションを持っています。そのミッションについての各位の見解を表現します。Mainframeがその中身を審査しオリジナリティや先進性のあるもの。多分彼らが今後採用したいものなどの独自の基準でえらび賞金を付与することにになります。1と違い近くでミートアップがなくてももらえる形ですね。これも$1M相当。そう。この記事 Proof of Freedomです。
Phase3
最後のPhase 3については明らかにしていませんが近いうちに発表するとのことです。トータルで$3M のエアドロップとのことでしたのでこちらも$1Mの配布を行うことになるでしょう。
参照
Twitter https://twitter.com/Mainframe_HQ
Web https://mainframe.com/
ではでは