知られざるブロックチェーン企業(2) Line
いやあー。もう知られているだろうと思いつつ仮想通貨な我々だけしかきっと知らないですよ。ということで今日はLine
この記事書いて1ヶ月くらいでLineの仮想通貨ネットワークが発表されましたね。詳しくはこちらをごらんください。期待がたかまります。
Lineとは
コミュニケーションには無くてはならないツールにまで育ちましたね。Lineを中心としたエコシステムを築いている巨人ですね。僕はこのくまが大好きでLINEのきせかえでくま化させています。アクティブユーザー数1.6億人、売上高約500億円を誇る会社です。
特徴的なところとしては広告だけに頼らず他のビジネスでもしっかりと稼いでいるところです。Lineスタンプなどは独創性があって素敵なビジネスモデルすよね
参照:平成30年12月期 第2四半期決算説明会 プレゼンテーション資料
あとはLine Payなどの金融系ビジネスもしっかりおこなっておりブロックチェーンのみならず仮想通貨に対する能力も高そうな企業です。
ブロックチェーンに対する活動
まずは最近ビックニュースですね。
仮想通貨取引所「BITBOX」
残念ながら日本人は使うことができませんが堂々と取引所をオープンしています。なんと日本から普通にアクセスするとこんな画面がでます。
さみしい。ほんとにさみしい。この中が気になります。頑張って海外から見てみるとこんな感じのページがみれます。
まあ普通の取引所っぽいですね。もっとGreenつかってLineぽいのを期待していました。取扱の銘柄は30種類くらいあり結構豊富です。こちらはシンガポールに会社を設置しています。昨日のグノシーと同じですね
LINE Blockchain Lab
こちらはブロックチェーン技術の研究開発を行うラボとして2018年4月に設立されました。こちらがプレスリリース
https://linecorp.com/ja/career/position/1093
研究・開発された技術は、既存の「LINE」関連サービスへの応用に加え、2018年1月に設立したLINE Financial株式会社をベースとして準備・検討を進めている仮想通貨交換および取引所やローン・保険などの様々な金融事業への応用、独自ブロックチェーンプラットフォームのオープン化などを目指すことで、ユーザー参加型の新しいサービスモデルの構築を推進してまいります。
ということで新しい取引所やローン・保険といった金融事業が最初にリストされています。このあたりがやはりお財布に直接手を入れられる美味しいところですのでまっすぐにこちらを狙っていく図が伺えます。
展望(私見)
以前のTrust Platformの記事(こちら)でも持論を少しお話しましたが仮想通貨とスマートフォンの連携はまだまだ弱いです。このポイントをおさえると他の組織を引き離すことができます。
Lineはスマートフォンでとてもいい地位を持っています。これをどこまで活用できるでしょうか?楽しみですね。1億人のユーザー数は世界に向けては厳しい数字ですが日本とアジアでまず基盤を築いて飛び出してほしいです。
すでにあるモバイルでの決済の経験、これからBITBOXで経験を深める仮想通貨取引で他社に先駆けて経験値を積むことはいいことしかない予感がします。
その他の企業も面白いですあわせてどうぞ。