今日は珍しく用語解説。Bitpetがブロックチェーン化されました。今回、使用されたブロックチェーンがハイパーレジャーということでイーサリアムな方には馴染みないですよね。せっかくなので覚えましょう。これ今後伸びてくるものの一つですよ。
Hyperledger(ハイパーレジャー)
ハイパーレジャーはイーサリアムとは同列ではありません。イーサリアムはETHという通貨を用いたプラットフォームとして運営されておりそのままトークンの発行及びトレードが可能です。
一方、ハイパーレジャーはオープンソースのブロックチェーンプラットフォームです。仮想通貨に限らず、ブロックチェーンの活用を目指した組織です。Linux Foundationが運営しています。如何にオープンかイメージできるかと。
実際の使用方法としてはこのオープンソース化されたプラットフォームを自分の気にいるように手を加えることにより独自のブロックチェーンを作り上げることができます。
あくまでもブロックチェーンの活用を主眼においており、仮想通貨にはこだわっていないところが特徴です。ただ、Hyperlegerへのインタビューなどでも最初に例として上がってくるのは金融関係なのでやはりブロックチェーンと金融は相性がいいのでしょう。
ところで名前の中にあるLedgerってどんな意味か知ってますか?知らない方は下記のリンクへゴー。Ledgerについて説明しています。
https://alis.to/haruka/articles/anL475rxmL9p
プラットフォーム
大手、新興IT系の企業がプラットフォームを素として提供しています。IBM、Intelといった巨人、そして日本からもソラミツ(フィンテック系会社)がプラットフォームを提供しています。なのでHyperLedgerを採用したと言うだけではどんな方式のプラットフォームを持ってきたのかわからない点に注意しておいてください。
- Hyperledger Fabric IBM
- Hyperledger IROHA ソラミツ
- Hyperledger SAWTOOTH Intel
- Hyperledger Burrow Monax
- Hyperledger Indy Sovrin Foundation
採用例
- IBM Blockchain Platform (Fablic)
- Bitpet (Hyperledger Fabric じゃないかな?)
- カンボジア金融監督当局(Iroha)
- Amazon AWS (Gablic)
googleで調べる限りまだまだと言わざるおえない。あまり見つけられなかった。IBMはその中でもHyperLedgerを利用してビジネスを取ろうとする気持ちがとても強い。
ちなみにBitpetはHyperledgerを採用したとしているがどれとはいってないですが、ゲーム内で実装しているHyperledger ExplrerがFablic用なのでFabricじゃないかな。