先日、クリプトタイムズでマイクリの思いがけない遊び方に最近政治というものが出てきたお話をした。もしマイクリやられてない方は、今回の記事の理解ができるようにこちらの記事も読んでほしい。3分ほどで読めるはずだ。
執筆にあたり
マイクリを散歩していると物語に出会うことがある。そんな物語はきっとプレイヤーの記憶に刻まれそして忘れ去られていくのだろうか。
「令和」日本の新元号の原典は万葉集。万葉集の始まりはそれまで口伝であった物語を記述し記録するようになった。そして物語は永遠にその美しい歌を残すことができた。
僕はブロガーである。マイクリという新しい世界で垣間みた話を刻んで行こうと思う。そして、万年の未来まで記録として残ることを切望する。
記録にあたり善悪は持ち込まない。政治なのでどちらが悪いとかはなく政争であることを理解した上で読まれたい。時代と読み手の職業、人生によりその判断はかわるであろう。それも書き手として臨むべく物語のあり方である。
ブルーベリー國
九つの国
物語の舞台はブルーベリー國
九の国が存在する第1期マイクリの中では人口が一番少ない小国である。
海の国: 850
ストロベリー:700
オレンジ国: 1108
ライム:1639
グラファイト:793
グレープ:1040
Sage:406
ブルーベリー國:324
流星街:328
海の国、ストロベリー、オレンジ国、ライムは国としての歴史が古い。また国王が土地を占有している封建国家であり、国王自体の資金力の桁が違う。
一方、国民が自由に土地の売買ができる、グラファイト、グレープ、Sage,ブルーベリー、流星街は、その自由が故に政治の安定よりも、それぞれの国家の道を模索しながら発展を行なっている国々だと思っていいだろう。
隣の流星街とは犬猿の中である。奇しくも、両国を象徴する動物がブルベーリー國は犬、流星街は猿であるのは象徴的である。
ブルーベリー國の国王の名は「パリスワン」アイコンをみるとどうやらハンターxハンターのキャラクターのパリストン + 犬から命名したと思われる。
第1期のフラッグ戦では流星街に砕かれながらも国民は日々の生活を営んでいた。
国王はくるものは拒まず、そしてナイトの報酬を出さず、のびのびとした国をめざしていたようであった。
国王の宣言
国王は考えるところがあったようだ。他の国々の国政を観、学び、第2期に向けた方針を発表した。それが民主化である。国民への大政奉還である。国王自ら政治をたみに委ねるという歴史上でも類をみない施策といっていい。
第二期以降の本国の方針について、以下のようにしたいと思います。簡単に言うと、マイクリ初の民主主義国家(?)となります!「宰相選挙編」開幕!!長くなるけど興味がある人はちゃんと読んでね。
1)概要
宰相(総理大臣)を国内外から、つまり全マイクリプレイヤーから募集する。条件は問わない。
・複数人から応募があった場合は選挙を行う。
・宰相に選ばれたプレイヤーはキングが実行できる以下の機能を全て使用できる(操作自体は私がやります)。
・使用できる機能 = 国名変更、フラッグ変更、配分設定、マエストロ設定、フラッグ戦での対戦ランドの指定 ・宰相に選ばれたプレイヤーは本国に所属しなければならない。 ・宰相への報酬は自分自身をマエストロにすることで自由に配分を設定できる。
・私は出馬しない。万が一、一人も応募がなかった場合は、第一期の方針に基づきナイト24%、幻獣76%の配分設定とし、キャンペーン等は特に行わない。宰相が選ばれた場合は一任し、私は基本的に宰相の方針や言動に関して、一切の関与も行わない。(できれば宰相に次期選挙の管理もやってほしいですが、要望があればサポートはします)。2)スケジュール
選挙のスケジュールは、ナイト・フラッグ戦のシーズン表に合わせて下記の通りとする。
・出馬表明:第三週の月曜日 〜 第四週(最終週)の金曜日
・投票日: 第四週の日曜日(シーズン最終日) 0:00 JST 〜 準備期間の月曜日(シーズン初日) 24:00 JST
・宰相決定:準備期間の月曜日(シーズン初日) 24:00 JST
・政権移行(配分比率やマエストロ等の設定):準備期間中3)出馬
・出馬したいプレイヤーは出馬表明の期間中に、本国のチャンネルで方針や配分比率などのマニフェストを書き込むこと。表現方法は問わない。
・書き込まれたマニフェストは選挙終了までピン留めを行う。
・出馬表明の期間内であれば、何度でもマニフェストの再提出ができる。最新のものを有効とし、古いものに置き換えてピン留めを行う。
・以降も宰相選挙の開催は必須とし、マニフェストに宰相選挙の廃止を含むことは認めない(独裁禁止)。4)投票
・選挙の投票は本国のチャンネル内で絵文字を用いた方法で行う。一番、投票数(= 絵文字が押された回数)の多い者が当選となる。 ・現状、投票を所属者限定にすることは不可能なため、特に制限は設けない(設けられない)が、自身が投票したプレイヤーが当選した場合は本国に所属しなければならない(投票内容の調査や強制はできないのであくまでお願いとなります)。5)政権移行
・当選した宰相のマニフェストに基づいて、配分比率やマエストロの設定を行う。 ・ゲーム仕様の変更などが無い限り、当選後の大きな配分比率の変更は認めない(例えば、マニフェストでは自身の報酬を0%としておいて、当選後に100%に勝手に変更するような行為を防ぐため)。6)その他
・もし私以外の他のプレイヤーが本国のセクタを10%以上所有してキングとなった場合は、本制度は白紙に戻る。 私ならランドをもっと上手く運営できるのに!ランドは持ってないけど、こんな国を作ってみたい!キングプレイもやってみたい!ランドを私物化してマエストロ報酬全部吸い尽くしたい!など、意欲のある方の出馬をお待ちしております。 ご意見、ご質問大歓迎!初めての試みですので、皆さんサポート宜しくです。 以上、マサドルワンコ(本物、隠居)より
原典: マイクリ公式 Discord Blueberry
パリスワン国王宣言は政治は宰相に一任する。その宰相は国民の投票によって決めるというものである。この国王の宣言により、多くの志士たちはわきたちそれぞれのマニュフェストによって、国民の歓心を集めることを始めた。
興味深いことに他国の国民、宰相との兼任も認めるとあり、国外からの人材流入も可能とする画期的な宣言であった。
立ち上がった志士たち
今回立ち上がった志士を紹介しよう。
- ドロキン
- kamatomo
- saho
- Explorer
- ユウジ(次期 グラファイトマエストロ)
- Rikrok
- RayDark(現 LIME マエストロ)
- マスク
- ZAP
9人の志士たちが立ち上がりそれぞれのマニュフェストを展開していった。
興味深い点として現LIMEのマエストロ、次期グラファイトのマエストロの2名も名をあげたことだ。マエストロはわかりにくいと思うが、国王補佐で政治を助ける職種であり、右大臣という感じで僕は受け止めている
大きな争論点として下記の2つがあげられる
- 純粋な農の国としてナイト報酬をゼロにする方針を堅持
- 国庫を豊かにするためにナイト報酬を多く設定する
第1期に国王はナイト報酬をゼロで運用していたが、第2期は報酬を設定しようと考えていた節がその発言から伺える。その第1期の方針を守りたい勢と富国に向けた施策の一つとしてのナイト報酬の設定をおこないたい勢と明確な意思を示すものたちが多勢をしめた。
選挙
選挙は滞りなく行われた。
投票終了1日前
RayDark氏 35票
ナイト100% 私無報酬で、正常なエコシステムを回します。ナイト王と称されている。
ドロキン氏 30票
収益の70%を国民に還元(Giveaway)、10%をCryptid、20%をマエストロに振り分け。また、イベントなどのインフラを整える。イベント王と称された。
この2者が圧倒的な得票を得てこのまま選挙は終わろうとしていた。
投票終了日
ところが最後に大どんでん返し!!!
第1期のブルーベリー國の方針を堅持し農の国を目指すマスク氏がグンと得票を伸ばし
マスク氏 44票
RayDark氏 42票
で僅差でマスクがさした形で終了した。
ところが….
王の雲隠れ
王はマスク氏の宰相当選を宣言した。直後にレジェンダリーセクタという国の領有権を売ってしまい王様を辞めることを宣言した。そして、その場合は選挙は無効だと…
なーーーーーーーーーーーーーーんと
国売っちゃいました。
そしてルールの最後におまけでついていた時限爆弾を炸裂させた。この選挙はなかったことにと….志士たちの2週間はなんだったんでしょうw
国王不在の政争
ここで我慢ならないのは選挙で勝利したマスク氏。不憫でなりません。ルール上の反故を宣言され宙ぶらりんになってしまった。もちろん、元国王への怒りは図りしれない。
ただマスク氏は紳士
マスク氏は元国王から国の大半を買い取る交渉を始めた。
対抗場のRayDark氏は..
RayDark氏は他の有力な土地を持つ諸侯より土地を借り受けて実質的権限を手に入れる動きに出た。
実際にEpicと呼ばれる大型の土地を5つ揃え実験を握った
ただRayDark氏もLegendaryの持ち主が現れた場合には実質国は2分され国王が2名登場するまさに混沌がうまれることになると理解しており、この後の動きを静観していたのである。
強戦士ともい氏がこの現状をうまく説明している。
まさに2名の政争である。
商王降臨
選挙トップ2名がそれぞれの動きをして12時間ほどがすぎたところで…
システムに突如…
Kortopi氏の名前が登場した。Kortopi氏は人々の噂をまとめると以前から海外の商人の方ということである。国民たちはこの掲示に沸き起こった。
1時間の後王が降臨した
どうやら英語で記述されたお言葉は日本語にシステムによって翻訳されたようである。そして明確にナイトへの配分100%の意思をしめされた。
間をおかずに次の施策をふった。
奉納を多くしたもの10人に特別な褒賞交換の条件を提示したのだ。富国の道が始まったのかもしれない。国の国庫にお金が増えていく施策だと思われる
ブルーベリー國はどこへいく
あたらしい商王は積極的な方針は打ち出さないようである。本人は商人としての道を極めるとのこと。ただ、賞についてはすでに施策をうっているように行なっていくようである。
思いがけなく民主主義の選挙のある国になると思いきや海外の方の所有する国となったブルーベリー國はこれからも何かおこるのだろうか?
僕はこのドタバタ劇がどうなるか楽しみでブルーベリー國の所属となった。第2期はこの国の様子をみながらのんびりしょうと思う。
では