DAPPS(ユーティリティ)

bazaaar 日本初 NFT のマッチングプラットフォーム

こんにちは。以前からオオキマキさんから予告があったNFT(Non Fungible Token)の取引ができるプラットフォームがオープンしました。現在まで海外の取引所のみであったNFTの取引が日本国内のプラットフォームでも利用できる様になります。

早速見てみたいという方はこちらからどうぞ

Bazaaar マッチングプラットフォームとは

ブロックチェーンベースのキャラクターを取引できるプラットフォームです。メルカリのようなイメージを持ってもらうといいでしょう。

出品したい方は金額を決めて出品し、そのキャラクターを買いたいと思った方はブロックチェーンのスマートコントラクトを用いて人間を介さずに取引が行えます。

現在は、CryptoKittesのみが取り扱い商品となっています。今後他のブロックチェーンのNFTの扱いも増やしていくとのことです。今流行りのマイクリを扱い始めたらとても胸熱ですね。

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000039475.html

bazaaar 購入の実例

サイトで売買を行うにはPCであればメタマスクの追加されたブラウザ、スマホであれば、ウオレットからのアクセスを行う必要があります。

閲覧のみであれば一般的なブラウザーからの確認でも大丈夫です。

サイトにアクセスするとトップ画面に販売されているキャラクターが下記の様に陳列されています。

出品画面

このキャラクターのパネルをクリックすると個別の画面にジャンプします。

出品者からのコメントも日本語で表示され日本人にも馴染みやすい雰囲気の取引画面です。こちらは Agreementにチェックを入れ PURCHASEを押すと購入に進みます。

購入実行

購入ボタンを押すとMetaMaskなどのウオレット画面が起動します。こちらで購入を押すことにより実際に購入が進められます。ウオレットの手続きが終わるとbazaaarの画面にてウインドウが現れ購入手続き中であることがわかります。

簡単に購入をすすめることができます。とてもかるいUIなのでサクサク遷移も行われて快適な使用感でした。

bazaaar 販売の実例

販売も簡単です。販売を行う場合にも必ずMetaMask装備のブラウザかウオレットからアクセスしてください。

画面右上に マイページがあります。こちらをクリックしてください。

マイページ

マイページにいくと自分の保持しているアイテムがリストアップされています。全てのアイテムがリストアップされているわけではないようです。

アイテムの選択

まずは相手の選択をします。このタイミングでもMetaMaskが起動しますので承認をおしてください。

アイテムの価格付けとコメント

しばらく待ってから、選択したアイテムのページにいくと、下記の画面に変遷しています。価格とコメントを入力しAgreementにチェックを入れてSELLボタンを押しましょう。

もう一度MetaMaskが出現しますので承認して進めます。これで終了です。終了画面がでますのでぜひTweetして宣伝してください。

 

開発の背景

海外では同様なサービスとしてOpenSeaなどの取引所が開設されており運用がおこなわれていますが、日本国内での仮想通貨の取引の法的な線引きがグレーでなかなか同様なサービスが始めにくい状況でした。

ただ時代はデジタルアセットを活用する方向で進んでいく時代が来ると期待されており、BlockBaseでは、各種活動や法的な面の整理を行い今回の開発、発表にふみきりました。

グレーなところがまだまだあるエリアですが実例を持ってしっかりとした考えのもとにプロダクトを世に出して問われるBlockBaseの活動には感嘆いたします。この活動が日本国内のブロックチェーンの市場活性化に間違えなくプラスに働くと信じています。

NFT(Non-Fungible Token)には、ゲーム上のデジタル・アセット(※2)を表象する等の様々な活用が期待されております。BlockBaseでは、ブロックチェーンで発行されたデジタル・アセットが流通する時代を見据え、2018年よりEthereum(※3)上のNFTに関する規格であるNFTアライアンス(https://nonfungiblealliance.org/)へのユースケースの提案などを実施。同時にNFTの技術的な実現性、法令面の整理を行う中で様々な検証・検討を重ね、リスクの洗い出しが一定以上の水準で達成できたことから、この度NFT のマッチングプラットフォーム”bazaaar”を2019年1月下旬に公開することを決定いたしました。

本サービスにより、国内のデジタル・アセットのトークン化に関する正しい認識が広がり、より多くのプレイヤーの参入と業界のさらなる健全な発展が促進されることを目指します。

BlockBaseとは

最後に今回のプロダクトを開発したBlockBaseについて紹介して終わりにします。BlockBaseは2018年にオオキマキ氏によって設立されたブロックチェーンのコンサルティングを行う会社です。

オオキマキ氏個人ではブロックチェーンのプロダクトをいくつも生み出しておりましたし、ハッカソンなどではBlockBaseが作成した作品がトップを飾るなどプロダクトに関しても強いチームを持つ会社です。

また著名な投資ファンとからの出資も得ており将来が期待できる会社です。

 

まとめ

今後、法的に問題がないNFT(仮想通貨のキャラクタ)を選定しbazaaarのラインナップも増やしていくとのことです。マイクリなどの大型ゲームとのコラボレーションも期待したいところです。

また、公開鍵を起点としたアイデンティティの管理verified NFTといったBlockBaseが世界に提唱している、個人証明を取り扱う(DIDと呼ばれる)機能もとりこんでいくということです。

このあたりは世界初になると思われる取り組みなのでまだ現在はCryptoKittiesだけですが、このサービスの動向はみていったほうが良いと思います。