さてビックニュースが発表されましたね。こちら注目していた出来事が思ったより早く来ました。Bancorは流動性の問題を解決する手段として担保とスマートコントラクトを活用したアイディアを仮想通貨に持ち込みました。
Ehtereumプラットフォームのみでの対応でしたがとうとうEOSでの対応が大発表されました。
まずはBancorについて勉強したいひとはこちらの記事をどうぞ
もう急いでBancorXのサイトに行きたいかたはこちらへどうぞ
BancorXの発表の要旨
クロスチェーン分散型流動性ネットワークBancorXへ取り組むことが今回発表された。これでEthereumとEOSがのクロスチェーンとしてBancorXが名乗りをあげることになる。
これが実現すると、Bancorでは、ユーザーが人ではなく自動化されたスマートコントラクト(リレーとも呼ばれます)との間で、EOSベースのトークンを交換できるようになります。
これは世界初のスマートコントラクト動作でのクロスチェーンプラットフォームになると考えられます(筆者の考え)
現時点はBancorXの立ち上げに向けてEOS上にスマートコントラクト(おそらくBancorのスマートトークン取引を成り立たせるもの)とEOSのテストネット上でトークン交換をScatter というEOSのウォレットを用いて行えるユーザーインターフェースを提供している段階です。
またEOSを用いると下記のメリットがあることが示されています
- 1秒程度でトランザクションが行われます(Ethereumでは、10秒程度かかります)
- 取引手数料はかかりません(Ethereumのガスとは対照的です。)
- フロントランニングのリスクはありません(EOS取引はEthereumのように手数料で優先順位が決定しません)
これはEOSの優先順位に基づいてEthereumとは違うバランスをもって設計された結果であり決してEthereumが劣っていることを示さないことは言っておきたい(筆者談)
ただこれらのメリットが活かせる場面も多くそういった面においてEOSとEHTEREUMの役割が分担される可能性が高くEthereumとEOSのクロスチェーンが進むことは望むべく未来だと考えます。
すでにBancorXのサイトが立ち上がっています。ぜひ訪問してみてください。
BancorXによる影響
BancorXによるEOSとERC20のクロスチェーン対応は初のことだと思います。もちろん取引所での取引は可能ですがあくまでの相対取引のオフチェーンでの交換です。スマートコントラクトを組み合わせた自動取引が可能になり新たな流動性のポイントとなっていくかと思います。
EOSもETHもそれぞれ価値があるのだけど流動性の問題を抱えたトークンがあります。そういったものに流動性の面で力を与えることにより本来の力を発揮させることができるのではないでしょうか?
スマートコントラクトが働かせられるプラットフォームではETHとEOSがダントツのトップの総額を誇ります。この2つのマーケットをつなぐハブとしての期待が高まります。

参照:https://www.coingecko.com/
Bancorの仕掛けがEOSにも適用されると想定されます。ぜひこちらの記事でBancorについても勉強してみてください。

ではでは