次はDEXが来ます。
今日は次世代のDEXを開発しているプロジェクトを紹介します。ALTCOIN.IOという取引所です。名前はベタですが使っている技術は最先端でこれは結構ガツンとくるのでは無いかと思っています。
さっそくプロジェクトのWEBに行きたい方はこちら
https://www.altcoin.io/
DEXの今後の盛り上がりは間違えなく、先日もBinanceが自社で開発中のDEXについての披露があり、盛り上がったことを覚えています。
まずDEXですがDEXはDecentalized Exhangeの略となり非中央集権型取引所といいましょうか。
DEXは現行の取引の中心となるCEX(中央集権型取引所)の一番の問題であるオフチェーンでの取引を排除することによるオンチェーンのセキュリティーを享受できる機構です。取引は基本的にオンチェーン。ブロックチェーンの取引を使う機構です。
DEXの問題点
現在、いくつかの有名なDEXが稼働しております。そのなかで明らかに問題といわれているところは下記の点。
- 取引に時間がかかる
- 使いにくいUI
- 取引が成立しにくい流通量
これらの多くはセキュリティを確保したオンチェーンでの取引に起因しています。現行のCEXはオフチェーンの処理を基本とすることでその高速化を実現しているわけです。
なので僕も含め多少のリスクは理解の上でCEXが便利なのでCEXを使っているわけですね。
ALTCOIN.IOの回答 Plasma
PlasmaはSidechainテクノロジーです。イーサリアムの創設者Vitalikが提唱したスケーリング問題を解決するための手段となります。
イーサリアムのメインチェーンの処理は世界中で共有しているブロック生成時間がリミットになり。毎秒10−15トランザクションの処理しかできません。
一方、PlasmaのSidechainを使うと自前のSidechainなので自分の処理のみに専念でき格段の高速化を実現できます。さらにSidechainはメインチェーンとの連携を可能とし、セキュリティーが保たれた状態での高速化を実現します。
上記はALTCOIN.IOのビデオの抜粋ですが。中心となる太いパイプがイーサリアムのメインチェーンを示しておりその周りの小円がサイドチェーンを示していてここで処理を行っていきます。資産性の確保はメインチェーンで行われますので最終的な書き込みはメインチェーンに戻って行われます。
サイドチェーンの手法はdAppsゲームでも本格採用の流れになっておりますがDEXへの適用はALITCOIN.IOが初めてではないかと思います。
サイドチェーンについての理解が苦しい方はぜひ下記の記事参照ください。ゲームでの適用について絵を用いて説明をしています。
流動性への対応
DEX運営におけるCEXに対しての大きな問題点としては流動性の問題があります。これは一重に使いにくいので人が来ないから流動性が限定されるという部分も多いと個人的にはおもっていますので上記のサイドチェーン化による使いやすさの向上によって解決される部分が増えてくるとおもっています。
ALITCOIN.IOはこの点への施策として誰でも使えるALTCOIN SKDを発表しております。これを使うことにより技術的な知識が限られていても自分でDEXを開くことができトレードを共有することができることを考えています。
ロードマップ
8月11日にテストネットでのベーターが開始されました。実はそのベーターを見届けたのでこの記事をさっそく興したわけです。しっかりとプロダクトを作りラウンチまでさせた手腕を評価していきたいです。
テストネットベーター
8月11日に登録者向けにテストネットベータが紹介されています。触ってみましたがDEXの雰囲気はまあ残しつつ使い勝手はとても良い感じです。これは僕のPCの画面取り込みですが一通りの機能を備えていますし使いやすそうなシンプルな設計を心がけている感じが見られます。
ALITCOIN.IOへ投資ができる!
ICOはしてないです。でもALTCOIN.IOは現金での投資を受け付けています。もし投資に興味があればぜひご検討ください。ちなみに私はtwitterでもつぶやいたのですが投資をしています。多少ですけどね。カード決済できたので結構気楽に入れている感じです。
投資受け入れ会社経由になります。間違えがないようにALITCOIN.IOのページのほんとに一番上にあるこのマークをクリックして行ってください
下記のようなページにでると思います。今月いっぱいですね。
投資金額に応じて特典が付きます。$1000でのFree trades for lifeに惹かれましたのでとりあえず$1000入れています。
チーム
Andrew Gazdecki
ファウンダーでありCEO。いくつかの起業を実際にBizを売却でのEXITもしています。最初のEXITは19歳だとか。LinkedInもフォロワーがしっかりついた状態で存在しております。
Sulejman Sarajlija
Co Funderの方はSoftwareエンジニアからの上がってきた方ですね。LinkedInではしっかり存在されております。
左上3人が開発エンジニアでそれ以外はアドバイザー。アドバイザー多いですね。
エンジニアは最初のDjenadさんは履歴が重厚でベテランの方ですね。二人の方はあまり履歴がなく判断が付きません。若い方ぽいですね。
まとめ
技術的に先端を行くサイドチェーンをDEXで採用しての運用にはとても興味があります。うまくいって新しい道を切り開いていってほしいとおもっています。
流動性の確保についてSDKでのフランチャイズ的な手段に出てきました。さてどこまでスケールすることができるでしょうか?これは技術よりもマーケティングと営業力にかかっているとおもいます。そこについても期待していきたいなと思っています。
ではでは。